混合性ＥＤ（勃起障害）

混合性ＥＤ（勃起障害）とは機能性ＥＤ（勃起障害）と器質性ＥＤ（勃起障害）が混在したものです。
以下に示す病気や怪我などが影響し、心理的に悪影響を受けてしまうのが原因となります。

分類１　糖尿病によるＥＤ（勃起障害）
まず始めに言っておきますが、糖尿病患者の全てに起きるわけではありません。
いまだに糖尿病＝ＥＤ（勃起障害）と間違った思いこみが多く見られますが、この思いこみだけでＥＤ（勃起障害）になってしまうケースが少なくありません。

糖尿病によるＥＤ（勃起障害）は糖尿病が進行して末梢神経まで傷害が至ると、勃起に必要なＮＯ（一酸化窒素）が出なくなることによるものです。
ですから糖尿病が即ＥＤ（勃起障害）というのは誤った考えなのです。

分類２　慢性前立腺炎によるＥＤ（勃起障害）
慢性前立腺炎によるＥＤ（勃起障害）との合併症。

分類３　腎不全によるＥＤ（勃起障害）
腎不全によるテストステロンの低下や人工透析による精神的ストレスが原因に考えられる。

分類４　怪我や手術によるＥＤ（勃起障害）
事故などによる骨盤骨折、脊髄損傷、頭部の怪我、また骨盤内臓器手術などが原因に考えられる。

分類５　加齢によるＥＤ（勃起障害）
勃起時のペニスの硬さや勃起の頻度と持続時間を年齢別に調査すると６０歳代より勃起機能の低下がみられました。

また、勃起時のペニスの太さは５０歳代後半から減少するのが別の調査によりわかりました。
（札幌医科大学泌尿器科の調べによる）